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#01 築百年-再生
屋根の葺き替えと小屋裏の活用

再生前の屋根裏施主様のご自宅は、築100年。威風堂々の佇まいを見せる立派な民家です。しかし、100年の間、世代ごとに増築が繰り返された家屋は母屋を中心に複雑な構造を呈しています。詳しく調査してみると屋根部分がかなり複雑な取り合いとなっており、老朽化に加え無理な増築工事による雨漏りも所々あることがわかりました。
実はこのお宅は数年前に玄関の土間部分の改修工事をチャオにて行っていました。その際「次は屋根の葺き替えをしたい」という施主様のご要望があり、今回は施主様とご相談の結果、予定通り屋根の修繕を行うことに決まりました。 チャオからは、雨仕舞いの良い屋根に改造するのと同時に、小屋裏の有効活用について提案させていただきました。施工前に調査結果の詳細と、これからのことを考えた再生案を施主様に丁寧に説明することで了解と賛同をいただき、再生工事がスタートしました。

再生のテーマ

  1. すっきりした形状の切妻屋根に変更
  2. 風が通り、明るさと質感を重視したデザイン
  3. 丸太梁をみせて、落ち着いていながら、明るいイメージ
  4. お孫さんが楽しく泊まりにくる家
  5. ロフト用の梯子の軽快な収納性

再生中の屋根裏幸い、天候に恵まれた屋根工事。入母屋の大屋根と勾配の緩い下屋根を補強金物を使っての小屋組の部分改造を実施。部分的にリユース(再利用)材を使う建築は、当時、あたり前の考え方であったと思います。 そんな、あたり前のことが見直されてきたことや、家を受け継いでいくことは、とても意義深いことであることを再認識させられました。
写真は工事中の様子です。入母屋から切妻屋根への改修。
当初、ロフト収納としていたスペースも御主人の隠れ部屋的な空間へバージョンアップしました。


再生中の屋根裏4畳の座敷上部が吹き抜け空間へと劇的に変更。ロフトへの上り降りは、木製梯子を設置。 ロープ1本でスムースに収納できるように匠の力を結集しています。


施主様からは「チャオさんからの提案は、天井をとってロフトを創るプランでしたが、正直いってこんなにすばらしい空間にまとめてくれるとは、想像できませんでした。とても喜んでいます。」とコメントをいただきました。


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